旅の装備:Kindle Paperwhite (1)

 ここ数年で手に入れた電子機器の中でも、最もコスト・パフォーマンスが高く、かつ満足度も高かった製品はこれである。

 

Kindle Paperwhite

 

 20155月の段階で、すでにノーマルのKindle(黒)、その白番、ここで紹介するPaperwhite、そしてvoyageの3機種が白黒のKindleにはあるのだが、その中で自分はPaperwhiteを選択した。

 

 当初、ノーマルの白番を買おうかとも考えていたのだが、アマゾンのレビューを色々と読んでみると、バックライトが無いノーマルよりも、暗いところでも読みやすいこのPaperwhiteを数千円の差でも選ぶべし、というレビューがあり、「確かにそうだな」と納得してPaperwhiteの購入へと踏み切った次第であった。

 

 最上位機種のvoyageは液晶の大きさは同じだが、画面のきめ細かさが50%ばかりアップしている。しかし、容量は4Gで同じなので、重量が15%ぐらい重くなり、また通常の本を読むことが主な目的なので(漫画などを読むことを想定していない)、Paperwhiteなら2台分の価格になるvoyageはひとまず見送ることとした。

 

 

 手にしてまだ1週間なので、多くは語れないのであるが、現時点では以下の点で満足がいく。

 

·        

 

 

 

·       重量:文庫本と同じ程度の「軽さ」

·       解像度:文字を読む分には全く苦にならない美しさ

·       ページめくり反応:十分に速い

·       目に優しい:携帯やコンピュータ、iPadとは画面の目に対する負荷が格段に違う

·       文字の大きさ変更:目が疲れないフォントや行幅に変更できる

·       ワードワイズ機能:英語の本などの難し目の単語に英語で説明が付く

·       辞書機能:日本語でも英語でも、該当の単語の意味が引ける

·       バッテリーの持ち:(高機能だが高価格な)iPadなどよりずっと長く持つ

·       価格:無料の本だけ読んでも、数十冊で元が取れる価格設定

·       物理的な「書」からの解放:本はモノとしてかさ張る。捨てるのにも勢いがいる。

·       読みさし機能:前回読み進んだ所から開く。他の書籍と並行しても良い。

·       残り分量表示機能:%で残り文量が表示される。残りの通読所要時間の目安も出る。

·       頁めくりが楽Kindleを手にしている手の指のタップで頁がめくれる。

 

 

 なにより、まずその「軽さ」が助かる。旅に出る際には荷物を軽くすることが肝要であるが、「せっかくの旅なのであの本も、この本も持っていきたい」と欲張るあまりに本だけで荷物が重くなることがこれまで何度となくあった。さらに自分はお気に入りのノートやメモ帳、資料なども持っていくことが多いので、紙類だけで荷物が随分と重くなってしまう。

 

しかし、「Kindleを持っていくだけで、紙の本は(極力)持たない」と決めてしまうと、当然だか荷物が数キロ軽くなるのである。LCCなど荷物の制限重量が厳しいフライトを利用する旅の時には、Kindleはその「軽さ」だけでも相当に威力を発揮する。

 

 

 

 不満な点としては、以下が挙げられる。

 

·       ブラウザー機能が貧弱。白黒の画面では心もとない。

·       筐体に付く指紋や油が気になる。

·       裏側のアマゾンのロゴがやや大きい。もう少し小さくても良いのでは。

·       筐体のカラー・バリエーションが少ない。ノーマルは白と黒。他は黒のみ。

 

 

 

 さて、お勧めのKindleを順番に挙げていくと、活字を中心に読むという人には、

 

1.     Paperwhite

2.     ノーマル

3.     voyage

 

 の順で私ならお勧めする。

 

 

 漫画や画像を観るのも重要という人には、

 

1.     voyage

2.     Paperwhite

3.     ノーマル

 

 の順での利用を考えてみてはいかがだろうか。

 

 

 今後、様々なカラー・バリエーションや画面の大きさ、更なる解像度の進化、重量の軽量化などが予想されるが、現行の電子書籍の読書にはこのKindleが最高峰の出来栄えであると信じている。「軽い手荷物の旅」がこうしてより実現に近づきつつあるのは、大変にありがたい時代になってきたなと感じる。

 

 自分が購入後2日して母にも一台Paperwhiteを購入した。Paperwhiteの購入は「一人一台まで」という台数制限があったので、自分のアマゾン・アカウントからは買うことができず、母自身のアマゾンのアカウントから自分のクレジットカードで清算するという方法でプレゼントした。すでに買ったことが先にわかってしまうのが興醒めであったので、アマゾンさんにもその辺の事情などご考慮頂ければと思う。せっかく優れた製品なので、家族や知人にプレゼントしたい人は少なくないはずだ。

 

 自分にとっては、「読書革命」と呼んでも差し支えないほどの衝撃とソリューションをKindleは与えてくれた。これは本を読む人には「強くお勧め!」である。

 

 

 現時点では、Kindleはアマゾンでしか購入できないようだ。Kindleの画面に貼る画面保護シートなどはヨドバシなど量販店でも買える。

 

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