物価の高くなった北京でのお得な観光スポット1

 

 すでに何度も北京を訪れている人や、中長期の滞在者には役に立たないが、初めて北京を訪れるという人には参考になりそうな「お得な観光スポット情報」を備忘録代わりに記しておこう。(20159月現在)

 

 中国を旅するにあたって、かつてのように「何でもかんでも安い」という状況はすっかり様変わりしている。むしろ、「日本と比べて、色々なものが高い」というのが実情だ。街歩きに疲れてシアトル発の世界的なコーヒー・チェーンに入れば、コーヒーが約500円、カフェ・ラテが約600円からといった具合。(先進国の日本よりずっと高い)     

 

 

 かろうじて「まだ安いな」と感じられるのは、市の中心部を広域にカバーしている地下鉄(地鉄)網や公共バス、タクシーなどの移動手段である。地下鉄は短距離3元(約60円)、最大で8元(約160円)で路線を乗り換えてどこまでもいける。バスも使えると便利ではあるが、土地勘のない初心者には、やや難しいかもしれない。それでもタイのバンコクとは違い、中国には前後の各停留所の名が書かれた掲示板があるので、漢字を理解する日本人には、理解しやすい。これがタイだと、先の停留所名が書かれていないし、ごくまれにあっても基本的にタイ文字だ。

 

 さて、本題に入ろう。私のすすめる「物価の高くなった北京でのお得な観光スポット」とは、市の中心部では「国家博物館(国博)」「首都博物館(首博)」「オリンピック公園(奥林匹克公園)」、そしてやや郊外になるが798 芸術地区」である。

 

 では、何が「お得」なのか? 

 

 莫大な予算をかけている割に、「入場料がほとんど無料」なのだ。

 

 

 天安門広場に面する、文字通り北京の中心地にある「国博」は、中国の歴史的に重要な物品を展示する博物館だ。ここは整理券を貰えば入場料が無料である。太っ腹だ。

 

 

 そして、地下鉄一号線で少しばかり西に行った所にある「首博」も事前予約をネットで済ませておけば無料である。首博は建物は新しいが、中身はだいたい国博と似たような感じである。(実際には予約がなくても、「うまくネットで予約できませんでしたが、観たいんです」と直接行ってしまうという方法もある。大抵、予約は埋まっていないのでチケットをくれる。多少嫌そうな顔をされるが、中国の大陸人は嫌そうな顔をするのが基本なので、気にしないで良い。)

 

 この二館は中国古来からの物品を展示している博物館で、「かつての中国人は本当に優れていたのだ」ということを理解するのに役立つ。今日のように世界中の良い品の模倣でなんとかのし上ってきた近代中国とは異なり、かつての中国は文字通り「世界の文化と経済をリードしていた輝かしい存在であった」ということが良く分かる。過去形だが。

 

 

 さらに、「オリンピック公園(奥林匹克公園)」2008年のド派手なオープニングで、続く国々でのオリンピック開催をやりずらくしたとも言われる中国では初のオリンピックに使われた競技場群と、その公園が集まるエリアだ。 

  

 

 

 幾つかの建物に入るには入場料が課せられるが、 公園を散策するぶんには無料である。これまた太っ腹。市民に憩いを提供し、行政への不満のガス抜きのためだろうと勘ぐってはいけない。きっとそうだ。

 

 北京市の中心部には「朝暘公園」など他にも公園があるが、数元の入場料がかかる。しかし、オリンピック公園は、なんと市内最大の公園で管理費も相当にかかっているだろうが、まだ無料なのだ。

 

 通常、綺麗に整備された芝生は中国の公園では「入場禁止」となっているのであるが、ここの芝生は先進国の公園と同じように「入っても良い」とあって、思い切り寝転ぶ人々がたくさんいる。    

 また、思い思いの奇妙なポージングで写真を撮る人たちの姿も多く見られるので、目にも楽しい。

 

 土日祝日は多くの人出があり、不快指数が相当に高いので、なるべくなら平日を狙って行くと良い。空気汚染インデックスのチェックをお忘れなく。(入り口には改札ゲートがあるので、いずれ有料になるだろう。無料を享受したい方は、お早めにどうぞ)

 

 そして、北京市のやや郊外、東側に位置するのが798 芸術区」だ。少し長くなったので、別のスレッドにていずれ紹介しよう。

 

 

 

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