タイ王国南部のランタ島への道

 

 タイ王国はクラビ県に属するランタ島(Koh Lanta)は、プーケット島、サムイ島など他の有名な大きめの島々と比べると、まだ開発の発展段階にあると言える。ここにはカンボジアに近い東部のチャーン島同様に飛行場はないので、クラビ県かトラン県からのアクセスとなるのが一般的だ。プーケット島からも定期便の船があるけれど。

 

 

 クラビ空港からランタ島への船着場であるフア・ヒン・ピアまでは、約54キロ。トラン空港からだと約110キロの距離にある。タイ王国は仏教徒が多数派を占めるが、マレーシアへと続く南部の地域には、モスリムの人々が多く暮らしており、仏教系のお寺よりもモスリム寺院の数が増えてくるのが特徴的だ。

 

 

 イスラームの戒律のためか、中部や北部、東北地方とは異なり、南部の地域では明らかにゲイであったり、レディー・ボーイである人々の数が減ってくる。隠れゲイは多くいるのだろうけれど。

 

 

 ランタ島は本島から海流で分離されており、島へのアクセスには車やバイクを運ぶフェリーに乗って移動するのが主流である。しかも、ランタ島の内部も大きく二つに海流によって分断されているので、フェリーによる移動が2回ある。現在、短めの海流の場所に橋をかける作業を進めているが、これが完成するのは2016年暮れか2017年頃となるだろう。それまでは、ランタ島に上陸するには2回ばかりフェリーの積荷となるしかない。橋がかかっても、最低1回はフェリーの世話になる。

 

 

 このフェリーだが、オープン・トップのフェリーなので、バイクで乗り付けた人々は、雨季にはずぶ濡れになり、乾季には暑さの中をしのがないといけない。フェリー前後の道も考えると、どちらかといえば、乾季の暑さの方がずっと楽だろう。

 

 

 

 2度のフェリーの旅を経て、ランタ島に上陸してみると、道の凹凸が多いことに気づかされる。この島は他のリゾート島と比べると、まだまだ人の往来が少な目なので、開発が遅れているのだ。人が少なめの南の島を堪能したいという人々からすると、この島はまだなんとかギリギリ、旅の目的地としての魅力を放っているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ランタ島とパタヤ沖のラン島は別の島です