タイ王国南部クラビ県のエメラルド・プールはお勧め「しない」

 

 クラビ・タウンやクラビ空港と、ランタ島の間には、クラビ県界隈では有名な「エメラルド・プール」がある。ここに行くためだけに車やバイクを駆って向かうには、やや残念な場所であったので、他の日本語を読める人にはお勧め「しない」スポットとしてお知らせしておこう。「仕事のやらない事リスト」ならぬ、「観光で行かない場所リスト」に加えてほしい。あれば。

 

 

 まず、グーグル・マップで場所の確認から。

(行かないことを勧めているわりに、場所の情報から)

 

 

 ちょうどクラビ・タウンとランタ島と等間隔ぐらいの距離にあるが、国道4号線を森の方に入って行って、ずんずん進んでいったところにあるのが、このエメラエルド・プールだ。

 

 写真で見ると、エメラルド・プールはその色が美しく、ぜひとも行ってみたいと勘違いしてしまうのであるが、実際に現地に到着してみると、期待していたほどは広くないのが分かる。

 

 プールの水温は泳ぐのに適した生暖かい水。というのも、ここには温泉がちょろちょろと注ぎ込んでいるので、森林の中の滝や湖の水のように、身も凍るような冷たい水ではない。東南アジアのタイ王国といえども、森林の中の滝や湖の水はしっかり冷たいのだが、ここの水は遊泳にちょうど良いぐらいの生暖かさだ。

 

 では、なぜこんな「遊泳に適した水温の自然のプールを勧めないのか?」というと、理由は主に3つある。

 

 

(1)入場料がタイ人気質を反映したダブル・スタンダード

 

(2)中国大陸人(漢民族)の団体がすでに押し寄せている

 

(3)意外に狭い。上流の源泉もこじんまりしていて感動しない

 

 

 まず、(1)入場料がタイ人気質を反映したダブル・スタンダード。 

 

 これはタイ王国ではよくあることだが、このエメラルド・プールでもタイ人20バーツ、外国人200バーツというぼったくりがまかり通っている。タイ人というのは本当に素晴らしい民族だ。さすが微笑みの国。微笑みながら、全く同じ自然を楽しむのに、外国人には10倍の料金を課してくる。やれやれ

 

 (2)中国大陸人(漢民族)の団体がすでに押し寄せている。

 

 もうこれ以上は書かなくても良いだろう。ちなみに、自分が訪れた時にはインド人のグループもいた。こうなると大変だ。

 

 

 (3)意外に狭い。上流の源泉もこじんまりしていて感動しない。

 

 エメラルド・プールは確かに綺麗だが、実際に訪れてみると意外に狭い。また、上流の源泉は美しい紺碧の泉なのだが、中国四川省の九寨沟の一部分を切り取ったかのような、こじんまりした泉である。

 

 この意外に狭い上に、法外な外国人料金の設定されているエメラルド・プールのために、クラビ県やトラン県の中心部から足を運ぶのに、往復で2時間以上はかかるので、やはり親しい友人や家族にはお勧めしない場所だ。日本語の読める(まだ見知らぬ他人である)貴方にも、やはりお勧めしない。

 

 もしどうしても訪れたくなってしまった場合には、ほとんど何も期待しないで行くことをお勧めします。というか、「どうしても訪れたくなって」いる時点で、色々と期待しているのであろうけれど。

 

 

 

 

タイ人はお金には微笑むけれど