東南アジア諸国連合のゲイ事情4:いよいよ行き着く所まで

 

 今回は、東南アジア諸国連合のゲイ事情についての4回目。

 

 

 先日、タイ人の友人から、フェースブック上で広くシェアされている有名カップルの画像を見せてもらった。それは、男が女に化けたレディー・ボーイ(以下LB)と、女が男に変身したトム・ボーイ(以下TB)のカップルのものであった。

 

 

本来は手前が女性、奥が男性
本来は手前が女性、奥が男性

 

 ゲイ同士・レズビアン同士のカップルなど、全く珍しくないタイ王国であるが、TBLBの性別逆転カップルはまだ少数であり、「そういうカップルもいる」ということを耳にはしていたが、こうして画像を観ると「やっぱりすごいなぁ」と驚きを隠せない。しかも、このカップルのすごい所は、なんと「子作りまでしてしまった」という所である。

 

プロポーズ。やらせっぽいが。
プロポーズ。やらせっぽいが。
これは本来の性に戻っているような気も
これは本来の性に戻っているような気も
小さな赤ちゃんと一緒に。ママ、というかパパ?いや、ママ。
小さな赤ちゃんと一緒に。ママ、というかパパ?いや、ママ。

 二人で仲睦まじく暮らしている時には、本来女性であるはずの側が男役のTBとなり、本来男性であるはずのLBが彼女か奥さんの役割を演じているはずなのであるが、どうやら「あっちのほうの最終段階」では、男性・女性の本来の役割分担に戻っていたようだ。

この写真ではまたTBとLBの顔になっている。んー、奥深い。
この写真ではまたTBとLBの顔になっている。んー、奥深い。

 

 フェースブック上では、赤ん坊の顔にモザイクがかかっており、この子が育っていった後のことにも一応気配りがされていたが、親であるLBTBの二人は一躍「時の人」となっている。

 

 

 TBLBとはいえ、最終的な性転換は済ませていなかったようなので、もうしばらくすると子供への教育のために本来の性別に戻るのであろうか。あるいは、「それはそれとして、性的指向はありのままで」いくのだろうか。ある意味、タイ王国の懐の深さを思い知らされるLBTBカップルとその赤ちゃんであった。

 

 

 何はともあれ、このカップルと赤ちゃんに幸あれ。

 

 

 

 

すごいなぁ