トルコのイスタンブールにて、危うくCDをジャケ買い

 

 中東の情勢不安はまだ続いている。トルコもその中心の一国となっている。親日な人々も多いトルコだけに、残念な状況だ。あの美しいイスタンブールでも、テロ事件によって100人以上の人々が亡くなっている。どこを歩いても絵になる街、イスタンブールにまた平和な日々が訪れることを願ってやまない。

 

 

 数年前になるが、イスタンブールの街を歩いていると、音楽CDショップの店先に、日本人の「ジェケ買い」を誘うCDがあった。腕白で下ネタ好きな中高生であったら、飛びつくように買っていたであろうが、自分はさすがにオジさん、後ろ髪を引かれながらもなんとか踏みとどまり、買わずに通り過ぎた。その後、何度もこのCDを想い出したのは言うまでもないが。

 

 

 もう、この名前は反則に近い。片仮名で書くとどうしようもないので、アルファベットで「Mancoさん」と書こう。彼がどんな音楽をリリースしているかはYouTubeを観れば分かるが、哀愁漂う楽曲とでも言うのであろうか、何度聴いてもすぐに忘れてしまいそうな独特のメロディー・ラインは、さすがMancoさん。

 

 

 「ジャケ買い」にも色々あるが、Mancoさんの場合はシンプルなジャケット写真ながらも、言葉で攻めてくる。ある意味「言葉攻め」だ。

 Mancoさんは長髪を生やし、口元にも髭を蓄えている。恍惚とした表情で歌い上げるその歌は、聴く者をMancoさんワールドへと誘う。当たり前だけれど。

 

 はたしてトルコでは、Mancoさんは人気なのだろうか。かつての日本では「トルコ風呂」なる風俗もあったと聞く。Mancoさんの故郷だ。

 「ジャケ買い」しなくてよかった