瞑想に関する本を2、3冊手にする

 

 瞑想に関する初心者向けの書籍を2冊読み、瞑想に関しての電子書籍を一冊Kindleにダウンロードした。

 

『瞑想を始める人の小さな本』 パトリツィア・コラード/プレジデント社

『世界のエリートはなぜ瞑想するのか』 渡邊愛子/フォレスト出版

Meditations  Mercus AureliusKindle 

 

                   

『瞑想を始める人の小さな本』

 

 まず、『瞑想を始める人の小さな本』であるが、これはその書名の通り、これから瞑想を始めてみようという人が手にするのに丁度良い、導入への誘いとなっている。本の内容も平易に書かれており、かつ著者の優しさが伝わってくるような装丁だ。綺麗な挿絵がふんだんに盛り込まれており、全七章を少しずつ体得していこうという気になるように作られている。『瞑想を始める人の小さな本』というだけあって、95頁しかない。

 

 

 それぞれの章には、小さな呼吸法やヨガのポーズを基礎とした短い時間で行うエクササイズがあり、それぞれの動きに合わせてマインドのあり方も説明されている。実践するかどうかは別として、瞑想に興味を持った人が、「瞑想ってどんな風にやるものなのだろう」と知る取っ掛かりには良い本だと感じる。

挿絵が美しい。表紙のトーンのまま全編いきます。
挿絵が美しい。表紙のトーンのまま全編いきます。

 

 オリジナルは『The Little Book of Mindfulness: 10 minutes a day to less stress, more peace』 

 Kindle本はすぐに手に入るが、ハード・コピーは2020年の発売で予約受付中という情報がアマゾン・ジャパンにある。どんだけ待たせるの。

 

『世界のエリートはなぜ瞑想するのか』 

 

 そして、『世界のエリートはなぜ瞑想するのか』。これはタイトルだけで売れている本だと思う。180ページほどの本の最初の118頁は内容がない。また、著者の開催する瞑想セミナーへの参加を促す、いわゆる「プロモーション本」であるので、がっかりする人が多いだろう。まるで情報商材を売りつける一枚ペラのウェブ・ページを見ているような、嫌な気分になる本である。

 

 世界のエリート(とも言えない)体験者たちによる、幾つもの体験談が書かれているのだが、それぞれに余り信憑性がないだけでなく、中身がない。そして版元のフォレスト出版は、こうしたHow toモノの情報商材を売りつけることを生業としている出版社のようである。成功法則などの類だ。1時間もかからないで読める本だが、内容は新聞の織り込みチラシのレベル。こういう本が氾濫しているので、出版市場が痩せていくのではないだろうか。

それにしても、ひどい本だ
それにしても、ひどい本だ

『Meditations』

 

 さて、最後に『Meditations  について。これはアマゾンのKindleで見つけたのだが、紙の本だと1000円以上するものが、Kindleだとなんと無料である。いつ値段が変わるか分からないので、気になる人はお早めにダウンロードのほど。少しはお得情報かな。

 実は、ダウンロードしたばかりでまだ読み通してないのだけれど、「瞑想とはどのようなものか」という説明から始まり、その後、少し実践方法にも触れるという内容のようである。「瞑想」を知る取っ掛かりの本としては、無料だしダウンロードしてみても良いかも。英語の電子本です。

 

 かつて数年空手の稽古をしている頃、呼吸法はある程度実践した。また、ヨガは中国で数十時間ほど習ったことがあるので、どんなものか表面上は理解している。瞑想の実践初期においては、呼吸法とヨガの動きを組み合わせ、その上に心の状態を意識的に「ある状態にもっていく」という訓練が求められているようだ。もう少し瞑想に取り組んでみようと思う。

 

 マインドフルネスなど、口で言うのは簡単でも実践するのは訓練を要する。

幸せは自分の心が決める