映画『デッドプール』、マーベル映画の快進撃は続く

 

 2月初旬から世界公開されている『デッドプール』をベトナムで観てきた。

55000VND(約275円)にて。

 

 日本公開は少し先の6月になるという。世界的にみても映画の鑑賞料の高い日本において、こうだけ面白い作品を数ヶ月も待たせるのはどうかと思う。駄作ならまだしも。

デッドプール Deadpool

R | 1h 48min | Action, Adventure, Comedy | 12 February 2016 (USA)

 まず、オープニングの数分間の映像が凄い。映画は極端な言い方をすれば、「オープニングとクロージングが思い切りよければ、ある程度人々を感動させる」ことができる。オープニングで観客の心を掴み損ねると、その後もずっと「ダラダラとした鑑賞」となりかねない。その点、このデッドプールでは、オープングに惜しみなく予算を掛け、極端に美しい映像美で魅せる。一瞬の出来事を数分に引き伸ばし、さらに物語の展開の時間軸が前後することにより、観客をずっと飽きさせない手法はさすが。製作陣が「良い意味で映画オタク」なのだろう。

 ハリウッド映画の制作予算は、日本や他国の一般的な映画の制作予算とは文字通り桁違いであり、CGを駆使した映像美で日本や他国勢が戦うのは難しくなっていると強く感じる。大きなスクリーンで映画鑑賞するには、やはり美しい映像をもって観客を魅了する必要があるが、日本映画がどうしても「シナリオ重視の映画作り」となってしまうのは、魅せられるのが「物語」の部分であり、映像の部分では、巨大資本の映画には対抗できないからに他ならない。(邦画だと数十億かけても頓珍漢な映像の作品となる場合もあるが)

  

 デッドプールの凄いのは、そのキャラ立ちした主人公、脇役も皆、揃いも揃って変態的な性格、敵キャラも変態といった具合。日本の漫画で、自分のブリーフを被って素性を隠し、悪を退治する『変態仮面』という作品があったが、ひょっとしたらデッドプールの製作陣はこの作品を読んでいたのかもしれないと思うほど、変態的なキャラが際立っている。

 

 

 では、最後に映画評慣例の数値評価をしておこう。

 

(私の考える)5評価軸各5点、計25点満点の評価では、

 

 

 

『デッドプール(Deadpool)』

 

Performance: 5

Visual: 5

Story: 5

Sound & Music: 4

Originality: 5 

 

 

合計:25点満点で24点!

 

 

 

 早く日本でも公開されると良いなと思う。『キャプテン・アメリカ』シリーズ、『アイアン・マン』シリーズなど、マーベル作品が好きな人々には、きっと広く受けいれられるに違いない。

HENTAI万歳!