2015年からタイ王国でダントツに流行った袋菓子

 

 2015年から今日まで、タイ王国のスーパーやコンビニの袋菓子のコーナーに異変が起きている。ダントツで人気のある袋菓子が出現したのだ。そして、それがスナックの味や価格などではなく、袋菓子のパッケージに起因しているところが面白い。

 

 それがどんな袋菓子のパッケージなのかというと、男性・女性のモデルたちが、袋菓子を持っている鼻から下が印刷されており、袋菓子を購入した人々はその顔に自分の鼻下を合わせて、異なる表情の顔を楽しむことができるというものだ。

 

 よく知られているように、タイではゲイやレズビアン、バイ・セクシャルに寛容な社会であるが、タイ人のユーモアの感覚では、日常生活において、セクシャリティに関する冗談を言い合うことが多い。この袋菓子などは面白い顔にすぐに豹変できるので、セルフィーの好きな東南アジア人気質、面白いことが大好きなタイ人のノリの良さ、異なる性別の顔を当てることでより面白さを増すことができ、かつ冗談として受け入れてくれるタイの土壌があり、このレイのお菓子、というよりもこの「袋菓子のデザイン」は爆発的にヒットしたといえるだろう。

 

 中身のスナック自体は特に改善されたとは思えないので、レイの爆発的なヒットは、パッケージ・デザインの勝利であると言える。ただし、「飽きっぽい」のもタイ人の気質の一つなので、そろそろ下火になりそうではあるが。

次はどんなのが流行るのだろう