フィリピン・マニラ:メトロのラッシュ・アワーの様子

 

 「フィリピンの交通渋滞と空気汚染」について少し書いた。

 今回は、「メトロのラッシュ・アワーの様子」を振り返ろう。

 

 人口が1200万人と多い割に、メトロマニラの鉄道網の輸送能力は貧弱である。なにせ3路線ほどしか開通していない上に、各車両も小さく車両数も少ない。とてもではないが、1200万人都市の通勤・通学に対応できるキャパシティはなく、平日の朝晩のラッシュ・アワーの混雑度は、やや身の危険を感じるほどだ。

 

 

 というのも、まず各駅のホームが狭く短い。そこに人がなだれ込んで行列を作っているのであるが、少しでも押されればホームに落ちてしまいそうな混雑ぶりである。かつて人が押されて落ちたことがしばしばあるのか、ホームには「押し合い禁止」の標識も設置されている。

 

 

 ラッシュ・アワーの利用客は輸送能力に反して多いが、マニラのメトロの利用客は割と静かで、それが救いである。これが中国大陸であれば、喧騒がさらなる喧騒を生み、無駄に駅員に抗議する輩も多数出てくるだろうが、フィリピンの人々は割と平静を保っているのに好感が持てる。

 

 

 また、フィリピン女性は自然体で微笑むことができる人が多く、混雑していても目が合うと、さり気ない笑顔を送ってくれ、混雑の中でも気持ちが晴れやかになる。これが中国大陸であれば、至る所で眉間にしわを寄せたしかめっ面を拝まされるのが落ちであるが、南国フィリピンの女性たちは低所得者層であっても、自然な笑顔を身にまとった人が多い。(ここで漢民族について愚痴っても仕方がないが)

 

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 とはいえ、できることであればマニラのメトロのラッシュ・アワーは避けて通りたいものだ。通常の神経の持ち主であれば、気力・体力を消耗させられる。

 

空いている時間帯なら、割と快適