AirAsia:機内持ち込み荷物制限7kgの意外な抜け道

 

AirAsiaにて以下の記事の内容から変更があり、

荷物制限7kgが厳格化されています。

 

ご注意ください。(2017年4月現在)

 

以下は「2016年まではこうであったのだ」、ということでご覧ください。

 

 

 マレーシアの格安航空会社であるAirAsia(エアー・アジア)。赤い機体に女性乗務員の赤いヤンキー的なカラーリングの制服は、旅をよくする人なら一度は目にしたことがあるだろう。アジアを中心に中東からオセアニアにも就航している。

 

 格安航空会社、ロー・コスト・キャリア(以下LCC)のコストを下げる秘訣は、「就航にかかる費用の分割・上乗せ方式」にある。

 

 かつての大手航空会社が「預け入れ荷物がない人」であろうが、「食事を食べない人」であろうが、どんなにサービスを受けない人に対しても、すべてのサービスを受ける人に対しても一律の料金を課していたのに対して、LCCのそれは「当該サービスを受ける人に課金します」というスタンスで、「比較的安価な空の旅」を実現している。

 

 「預け入れ荷物の全くない人」であり、かつ「食事を摂らない乗客」であり、また「保険も要らない」という旅人には、基本的に座席と空港諸税しかかからない。マレーシアは産油国なので、燃料サーチャージも多くの産油国の航空会社同様に(ほぼ)かからない。

 マレーシアには「マレーシア航空」という大手航空会社がかつてからあるが、近年ではAirAsiaの方がマレーシアを代表する航空会社になっているとも言える。首都クアラ・ルンプールのターミナルを見ても、マレーシア航空の発着するターミナル1よりも、エアー・アジアが拠点とする新しくなったターミナル2の方が、施設やショップも充実している程の逆転現象を見せている。

 AirAsiaやその他のLCCを利用する乗客は、「できるなら安く旅を済ませ、浮いたお金は他に使いたい」と考えている人が多く、「預け入れ荷物」に課金されるのを「手荷物7kg以内」という制限と格闘しながら旅をしている。

 

 しかし、AirAsiaの国際線には、「バックパックなどの手荷物7kg」と、さらにもう一つ「手提げやポーチなどの小さなバッグ」が持ち込めることになっている。AirAsiaのカウンターでこの「手提げやポーチなどの小さなバッグ」が何キロまでのものを指すのかを聞いてみたところ、なんと「7kg」との回答であった。

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 つまり、「バックパック7kg」+「手提げやポーチ7kg」までの合計14kgまで機内持ち込みが可能なのである。(20169月現在)

 

 

 

 

 ただし、バックパックや手提げなどの形状が規定の大きさをはみ出していると、その時点で預け入れをしないといけなくなる。日本の空港では他のアジアの空港の「ゆるゆるの持ち込み規制チェック」とは裏腹に、割と厳しく手荷物の大きさや重さを見ていることがある。

 

 

 中国のLCCである春秋航空などは、手荷物の重量チェックがかなり厳しいと評判だ。AirAsiaはマレーシアの航空会社らしく、他のLCC各社と比べるとかなり寛容であるが、日本的な「マニュアル通りに仕事をする」という慣習が日本の就航空港にて実施されると、しっかりと手荷物の大きさや重さをチェックされてしまうことになるので、この辺は搭乗者側の注意が必要だ。

 

 先日、AirAsiaで中国からマレーシアに飛び、さらにインドネシアに飛んだ友人のバックパックはかなり巨大で、重量も15kgほどあった。規定のサイズ・重量を共に超過していたが、何も言われずにゲートをスルーして来られたとの話なので、日本以外の国ではLCCといえども、まだまだ寛容(あるいは出鱈目)な手荷物制限が続いている。

 

 

 

とはいえ、日本以外はまだ制限が緩め