北京の飛行機撮影スポット

 

  北京の「首都機場第3ターミナル(以下T3)」。イギリス人の建築家、ノーマン・フォスター卿の設計によるこの巨大な空港は、「世界最大の建造物」と言われる。

 

 空港がオープンしたての頃は、「箱ばかりが立派で、中身がスカスカ」と中国大陸の大型建築にありがちな罠に見事にはまっていた。しかし、使用年度を経るにつれ、次第に中に入るショップやコンテンツも充実してきている。

 

 さて、このT3のそばに、ここに着陸する飛行機が眺められる公園がある。「機場生活区」と呼ばれる一角の「国泰(グオタイ)」というスーパーの向かいに、その公園はある。中国語の「機場」とは、日本語の「空港」を意味するが、日本人にはその中国語の発音が憶えやすい。「機場(ジーチャン)」である。もう憶えたでしょう?

 さて、このT3に着陸する飛行機が眺められる公園、日中は開いていることが多い。「多い」というのは、何の予告もなく臨時で閉鎖されることがあるからだ。中国はテロの防止に非常に熱心な国であるが、国家の要人などが空港を利用したりする際には、この全域で公安(警察)の警戒レベルが上がり、こうした公園なども閉鎖されてしまう。やれやれ

 通常は、着陸する飛行機の撮影に訪れる飛行機・写真マニアたちに混じって、この公園に入園することができる。飛行機・写真マニアたちの使用する撮影機材は、日本人から見ても高価そうな一眼レフ・カメラであり、レンズも恐ろしく高そうな物をぶら下げている。物によってはカメラよりレンズの方が高いだろう。

 この公園、頭上を数分に一機の割合で、T3に着陸する飛行機が通るので、飛行機・写真マニアには鳥肌の立つようなスポットである。テロの警戒のためにこの公園が閉鎖されるのも良くわかる。こんな所から要人の乗った飛行機をテロリストに打たれたりしたら、中国の面子に関わるからだ。

 

 肩の強いスポーツ選手などであったら、石やボールを投げて飛行機に当たるのではないかというぐらいの距離感である。

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 また、くれぐれも、ここでドローンを飛ばして撮影などしないように。すぐに公安(警察)が飛んできて御用である。場合によっては、しばらく出てこられないかもしれない。

 

 

 

空気の良い日だと尚良い