ウブド市場の「平衡感覚の優れたおばさん」達

 

 前回、「やはり手強い、バリ島はウブドの市場」を書きました。今回はその続きです。

 

 ウブドの市場を彷徨っていると、しばしば目にするのが、「頭の上に荷物を載せて歩くおばさん達」である。たまに「おじさん」もいるが、圧倒的に「おばさん」の方が頭の上に物を載せて歩いているのが多いのは、なぜなのだろう。

 

 これはインドネシアだけでなく、ミャンマーやインドでもよく目にする光景であるが、頭の上に物を載せて歩くのは、どうやら男性よりも女性の方が多いようである。

 

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やはり手強い、バリ島はウブドの市場

 

 ここ数年、毎年のようにバリ島を訪れている。訪れるたびに、かつてのバリ島の魅力は姿を消しつつあるのを肌で感じる。「(神々への)捧げもの」という意味を持つ「バリ」。この島の魅力や魔力が完全に消えてしまう前に、最後の灯火を見届けたいという想いが強い。

 

 さて、ウブドの王宮の向かいにある市場は、地元民と観光客でいつもごった返している。明け方、鶏が鳴く頃には新鮮な野菜や果物、お祈りに必要な花や装飾品などを売る業者が、近隣から小型のバンで駆けつけ、所狭しと市場の周囲や中庭を埋め尽くす。市場の中に実店舗を構える土産物屋は、少しゆっくりと営業を始めるが、店じまいも日暮れまでと遅い。しかし、生鮮食品を扱う業者は、朝方が勝負である。

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ジャカルタのやや残念なナショナル・ギャラリー

 

 ジャカルタのガンビエール駅の向かい側に、インドネシアの「ナショナル・ギャラリー」はある。白亜のコロニアル風の建築が何棟か並ぶナショナル・ギャラリーは、初めて訪れると「お!ひょっとしていい感じかも」と期待を掻き立てる。

 

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