ASEANのゲイ事情6 タイ王国 2017年度 魔性の女王?

 

 先日(7月)、タイ王国のレディー・ボーイ期待の新星であるYoshiちゃんを取り上げた。タイ王国には各種ミス・コンテストやミスター・コンテストと並んで、レディー・ボーイ(トランス・ジェンダー)のミス(元ミスター)・コンテストが毎年いくつも開催されている。その中で最も知名度と名誉のあるのが、パタヤに大型店舗を構えるレディー・ボーイたちのショー・キャバレーである「ティファニー」の開催する、「ミス・ティファニー・コンテスト」である。

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ASEANのゲイ事情5:美しすぎるレディー・ボーイ

 

 「深淵なレディー・ボーイの世界」で紹介した、 タイ王国のトップ・レディー・ボーイである俳優・モデル業の「POYちゃん」の活躍の場は、すでにタイ王国だけでなく近隣の中国や香港、台湾にも広がっている。

 このシリーズは前回まで「東南アジア諸国連合のゲイ事情」としてきたが、やや長いので、今回から「ASEANのゲイ事情」としよう。

 

 さて、POYちゃんは20年の歴史を誇るレディー・ボーイのミスコンテストである「ミス・ティファニー」の出身者であるというが、本年2017年の「ミス・ティファニー・ユニバース」には、「POY No.2」との呼び声も高い、「期待の新星」が参加している。それが今回紹介する、ニックネーム「Yoshiちゃん」である。

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タイ王国で定番の下ネタ その1

 

 どこの国であっても、程度の差はあれ、「下ネタ」で盛り上がることはよくある。人間が存在する限り、男女の営みがあるのは世界共通であり、そうした下世話なネタはどこの世界にもあるのだ。

 国籍の異なる人と知り合って間もない間柄でも、下ネタを挟むことによって、グッと関係性が近くなるように感じられることもある。時と場合によっては、逆効果になる劇薬でもあるので、取り扱いには注意が必要であるが。

 

 タイ王国の「タイ」とは、「自由」や「人」という意味を表す言葉であるという。確かにタイの人々は、真面目や几帳面だけが取り柄の一般的な日本人よりも、色々な意味で「はるかに自由な人」が多い気がする。

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バンコクで私がよく行く書店と、その書店一押しの作家

 

 タイ王国の首都バンコクに滞在している時に、気がつくと夜間の蛍光灯の周りに屯する夜光虫のように吸い寄せられている書店がある。高級ショッピング・モールであるパラゴンに店を構えるKINOKUNIYAがそれである。日本と比べてもずっと高いパラゴンで服飾品の買い物をすることはまずないが、食事や書店、映画館にはよく足を運ぶ。

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タイ王国のパンクな「地獄寺」:ワット・パイ・ロン・ウア

 

  タイ王国には有名な「地獄寺」がある。人の死後、生前の悪行によって、「地獄でどんな大変な目にあうか」を各種漆喰の人形で表した寺である。

 

 タイ人にとっては、「良い学びの寺」であり、異邦人にとっては、「ぶっとんだ世界観の地獄ランド」として好評を得ている。

 

 パイ・ロン・ウア寺、タイ語で「ワット・パイ・ロン・ウア(Wat Phai Rong Wua)」がその地獄寺の名称だ。

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パッタイ(タイ焼きそば)の有名店:ティプサマイ

 

 パッタイ(Phad Thai)とは、タイ王国の焼きそばである。海老(ゴン)入りのパッタイ・ゴン、豚肉(ムー)入りのパッタイ・ムーなど、具材によって最後に付く名詞が変わる。

 

 バンコクで最も有名なパッタイ屋といえば、ゴールデン・マウンテンの近くにあるティプサマイ(Thipsamai)であろう。夕方にオープンし、日付が変わる頃には店じまいしてしまうのだが、店内はいつも満席で、店の外や近所の店の前に設置された「仮設の座席」も満席となっていることが多い。異邦人の客も多いが、現地タイ人のお客が多く足を運ぶことからも、その人気のほどが伺える。

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タイ王国のラヨーン水族館の値段は良心的

 

 「タイ王国ラヨーン県の浜辺」について少し書いた。

 

 タイ王国では、日本ほどあちこちに水族館があるわけではない。最も有名なのは、首都バンコクの高級ショッピング・モールのパラゴンの地下にある「外国人からはぼったくり、現地人からはそこそこに」が基本方針のアクアリウムであろう。英語表記の値段とタイ語表記の値段が違うのであるが、「どうせ外人はタイ文字が読めないだろうから」という「タイ人らしいボッタクリ思考」が垣間見られることで有名だ。

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タイ王国のセブン-イレブンとセットの動物

 

 上野の国立西洋美術館が世界遺産に登録されましたね。私も何度か行ったことがありますが、敷地内にあるロダンの地獄の門とか、すごいですよね。古い建築物が「文化遺産」と認定されたのだと思いますが、しばらくは「世界遺産フィーバー」で混んでいそうなので、次回足を運ぶのは来年以降かな。

 

 

 

 さて、今回は「タイ王国のセブン-イレブンとセットの動物」というお題で。

 

 

 

 タイ王国のコンビニエンス・ストア業界の王者は、日本と同じくセブン-イレブンである。タイ王国のセブン-イレブンはCPグループが米国セブン-イレブンの指導のもと、1988年に創業し、翌1989年、1号店をなんと「大人と子供のワンダーランド」である「パッポン通り」にオープンしたという。まずはパッポンから、なんともアメージング・タイランドだ。確かに夜になっても人通りの多い場所ではあるが、逆に日中の人口は少ない。

 

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バンコクのカオ・マンガイ有名店:ゴーアン プラトゥナム

 

 カオ・マンガイ、タイ王国の全土で食べられる庶民的な鶏ご飯料理だ。

 

 本来は中国の「海南鶏飯(はいなんじーふぁん)」という名の料理であったチキン・ライスが、華僑のタイ王国への渡来と共に伝わった。元々の海南鶏飯は、蒸し鶏をご飯と一緒に食べるスタイルの料理であったが、東南アジアへ伝わるにつれ、ベトナムではおかずがフライド・チキンのものが増えたり、マレーシアのマラッカではご飯をボール状にしたりといった具合に、少しずつ変化をして各地に根付いている。

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タイ人の多くは、自分が何曜日生まれか知っている。

 

 自分の誕生日を知らない人は少ないだろう。「何年何月何日」とソラで言えるはずだ。日本人なら、ここに「平成」だの「昭和」だのと日本ならではの「区切り方」が加わる。

 しかし、「自分が何曜日に生まれたのか」を即答できる日本人は少ない。だが、タイ人の多くはこの問いに即答できる。なぜか?それはタイ仏教では、何曜日に生まれたかが大事な「仕組みがあるから」である。

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鉄道の線路上に展開するタイ王国マエクロン市場

 

 日本や韓国・中国など東アジアでは考えられないことであるが、鉄道の線路のすぐ近く、それも鉄道の敷地内だと思われる場所に暮らす人々が、東南アジアや南アジアには、少なからず存在する。

 

 さらに、線路のすぐ近くで生活するだけでは飽き足らず、文字通り線路上に、簡易市場を張り出してしまう地域もいくつかある。ベトナムやインドネシア、タイ王国ではこうした逞しい人々の営みがまだ垣間見られる場所があり、その「危険と隣り合わせである場所にもかかわらず、管理がゆるい状態」を観光資源としているケースすらある。

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2015年からタイ王国でダントツに流行った袋菓子

 

 2015年から今日まで、タイ王国のスーパーやコンビニの袋菓子のコーナーに異変が起きている。ダントツで人気のある袋菓子が出現したのだ。そして、それがスナックの味や価格などではなく、袋菓子のパッケージに起因しているところが面白い。

 

 それがどんな袋菓子のパッケージなのかというと、男性・女性のモデルたちが、袋菓子を持っている鼻から下が印刷されており、袋菓子を購入した人々はその顔に自分の鼻下を合わせて、異なる表情の顔を楽しむことができるというものだ。

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変わりゆくカオサン通りと、変わらないもの

 

 タイ王国はバンコクにあり、世界中からのバックパッカーたちを集めてきた安宿街(であった)カオサン通りでも、安宿が次第に減りつつある。

 

 かつては数十バーツでドミトリーの部屋に泊まることができたカオサンであるが、今日ではドミトリーでも200バーツ前後はみておかないといけない。

 また、カオサンとは思えない宿泊料のホテルも増え、一泊2000バーツも下らないホテルがあるなど、かつてのカオサンを知る旅人からは、その変わりように溜息が漏れる。