ボラカイ島でのビーチ・ホッピング

 

 フィリピンの「ボラカイ島」に関して書いています。

 

 

 ボラカイ島には、20ほどのビーチがある。

 

 最も有名なビーチは、4kmにも渡って白い砂浜の続くホワイト・ビーチであるが、有名なだけあり人も多い。今日では、フィリピンにも関わらず、ここで中国人と韓国人に遭遇せず数百メートル歩くことは不可能だ。

 

 気軽に静かなビーチを堪能したければ、ホワイト・ビーチから島の反対側へと数百メートル行った場所にある、ブラボック・ビーチへと行き、さらに右手にずっと歩いて行くと、人気の少ないビーチへとたどり着く。ここは朝晩の散歩にも適している。

 

 この一帯、ボラカイ島の中央部のバラバッグと呼ばれるエリアには、特に観光客が多いので、より静かなビーチを目指すのであれば、ボラカイ島のメイン港がある南側とは真逆の、島の北側へと向かうのが良い。

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ボラカイ島:物価と交通手段、旅のスタイル

 

 「フィリピンのボラカイ島」について書いています。

 

 

 フィリピンのボラカイ島の物価は、いわゆる「観光地価格」である。他のフィリピンの一般的な町よりも物価が高いのは、食事や宿泊だけでなく、交通手段にも及ぶ。

 

 通常、フィリピンの海沿いの町で小型のバイクをレンタルしても、5ドルから10ドルの間で借りられるものが、ボラカイ島では安くても20ドル以上はかかるとみておかなければならない。場合によっては30ドル、40ドルといった値段を提示している業者もあり、ボラカイ島は数千の島を領有するフィリピンの中でも、最も物価の高い島の一つだ。

 

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ボラカイ島:「リトル・コリア」か「チャイナ・タウン」

 

 フィリピンで美しいビーチのある島として特に有名なのが、パラワン島とボラカイ島である。パラワン島は一つの行政地区になるほど大きな島であるが、ボラカイ島はアクラン県に所属する小さめの島だ。

 

 しかし、ここには4キロにも及ぶ「ホワイト・ビーチ」という名の、文字通り長く美しい「白浜」があり、大小合わせると約20ものビーチが島のここそこに点在している。

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マクドナルドとジョリビーの類似点

 

 風評被害や人々の食に対する意識の高まりに苦しんでいるとはいえ、アメリカ生まれのファスト・フード・チェーンであるマクドナルドは、同じくアメリカ生まれのKFCと並び、ファスト・フード界の重鎮である。ここにサブウェイを加えると、三強となるのだろう。店舗数では、サブウェイがトップを走るという。

 

 さて、東南アジアの一国であるフィリピンでは、西欧諸国の領有時代が長かったせいもあってか、食生活が随分と欧米化されている。噛み砕いて言うと、「手頃な値段で、簡単に食べられ、かつ脂っこいもの」が好まれているのだ。マクドナルドやKFCが受け入れられる土壌は整っていたと言っても良い。(フィリピンには、こうしたファスト・フードすら気軽に食べに行けない「貧困層」が多く存在するのだが)

 

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フィリピン社会の拡大する所得格差

 

 何度かフィリピンを訪れてみて、回を追うごとに感じるのは、「どうやら所得格差が拡大している」ということだ。特に、経済発展の著しい首都マニラでは、その傾向が顕著であるように思える。

 

 かつては、「みんな平均して貧しいのだろう」という印象であったが、今日では「お金持ちも少なからずいる。それでも、貧しい人はまだまだ多い」という状況だ。一説には、フィリピンには1割の富裕層、6割の中間層、そして残り3割の貧困層が暮らしていると言われている。

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やがて悲しきジープニー

 

 フィリピンの人々の足として、欠かせない存在となっている乗り物に、「ジープニー」がある。元々は第二次世界大戦後、フィリピンに駐屯していたアメリカ軍が本国に引き上げる際、不要となったジープ車両を大量に残していったのが起源であるという。

 

 ジープの前面部分を残し、荷台部分に屋根をつけ、左右に向き合って座る長椅子を配置したジープニーは、フィリピンの主要な街では必ずと言っていいほど、お馴染みの交通手段だ。