旅するスケッチ・ブック  『SKETCHTRAVEL』

 

 

 世界71人の著名な絵描きたちが、(元)ピクサーの堤大介さんとジェラルド・ゲルレ氏の呼びかけで、「途上国に図書館を作るためのチャリティー」のために、手渡しで「世界を旅するスケッチ・ブックの絵」を描いて貰った集大成がこれ。

 

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ヒグチユウコさんの作品を三冊ばかり

 

 ここ数年、画家・絵本作家のヒグチユウコさんが注目されている。その活躍は日本ばかりではなく、GUCCIとのコラボレーションなどで世界に及んでいる。最初はGUCCIのチルドレン・ライン向けのイラストレーションで協働し、ついにアダルト向けのラインもまず日本限定で販売されている。

 

 日本人は欧米のブランドが好きな人が多いので、「グッチとコラボしているヒグチユウコさん」と聞くと、もうそれだけで大変な人なのだという格付けになる。確かに大変な才能をもつ画家なのではあるが。

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『火花』 『夜を乗り越える』 又吉直樹

 

 『東京百景』(又吉直樹)についての感想を書いた。時期を同じくして読んだ『火花』と『夜を乗り越える』に関しても、備忘録として書いておこう。

 

 まず、300万部のベスト・セラーとなった『火花』。この本の存在はずっと知っていたし、書店で見かけることも何度もあった。香港の九龍公園の向かいにある、日本語の古本を扱う小さな書店ですら、『火花』を見かけた。

 又吉さんの小説としての二作目の『劇場』が出たことで、『火花』のブームが下火になったと感じ、やっとその『火花』を手に取ってみようという気になった。

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『東京百景』 又吉直樹

 

 2015年以降、一躍時の作家となった、お笑い芸人であり作家でもある又吉直樹さん。彼の作品である『東京百景』『夜を乗りこえる』、そして300万部というベスト・セラーとなった『火花』を遅ればせながら読んだ。

 

 現在、巷で話題となっている『劇場』は、まだ手に取っていない。東京の100の心象風景を集めた『東京百景』を最初に読み、続けて『夜を乗り越える』『火花』と読んでみた。「この人は(日本文学という範疇の中では)本物だ」とよく分かったので、いずれ『劇場』や他のエッセイ集なども読むことになるだろう。

 

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寄藤文平さんの本を三冊ばかり手にする

 

 10年以上も前になるだろうか、非喫煙者である自分が『大人たばこ養成講座』をその面白さで買ってしまったのは。

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分かりやすい、『人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊』

 

 20167月に文春文庫から出版された『人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊』(井上智洋)を読んだ。

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『空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか?』(高城剛)

 かつて、自称「ハイパー・メディア・クリエイター」と名乗っていたかと思う高城剛さん。彼が20163月に上梓した本書は、近年出版に力を入れている同氏の著作の中でも、力作のようだ。というのも、「薄い内容をいつも写真で誤魔化す高城さん(失礼!)の割に、本書はそれに当たらずしっかりした内容になっている」からだ。

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『絵と言葉の一研究 わかりやすいデザインを考える』寄藤文平

 

 近年、デザイン界や広告界の人々の仕事術や思考法が注目を集めることがしばしばある。サムライの佐藤可士和さんやタグ・ボートの岡康道さんが代表例であろう。多くの「面白くわかりやすい」イラストレーションの仕事で人気を博している寄藤(よりふじ)文平さんの本で、気になる本があったので手にとってみた。彼の『大人たばこ養成講座』などは、タバコを全く吸わない自分でも買ってしまった本だ。

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瞑想に関する本を2、3冊手にする

 

 瞑想に関する初心者向けの書籍を2冊読み、瞑想に関しての電子書籍を一冊Kindleにダウンロードした。

 

『瞑想を始める人の小さな本』 パトリツィア・コラード/プレジデント社

『世界のエリートはなぜ瞑想するのか』 渡邊愛子/フォレスト出版

Meditations  Mercus AureliusKindle 

 

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『いま生きているという冒険』 石川直樹

 

 写真家の石川直樹さんによる「旅という冒険の手段」に関する本。読者対象層が中学生以上という本なので、 漢字の多くにルビがふってあるのが、大人には逆に読みづらい印象を与えるが、読み進めている内に気にならなくなるから不思議だ。

 文体は全ての装備を知恵に置き換えることの方が読み物としての完成度は高いが、10代の読者も想定しての文章なのでこれは仕方がない。装丁も親切だなと感じていたら、祖父江慎さんだった。

 

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『おやすみ神たち』詩:谷川俊太郎、写真:川島小鳥

 

 現代日本を代表する詩人の谷川俊太郎と、まだ若手ながら各界から注目されている写真家の川島小鳥による詩・写真集。

 

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混迷の世界情勢を紐解く、『世界情勢地図』

 

 2015年も残るところ僅か数日。今年は世界各地で紛争やテロが起こり、各国が入り乱れての戦いを展開している地域もある。すでに「第三次世界大戦が始まっている」気もするが、もうしばらくすると歴史家たちが混迷の紛争に適当な名を付けるのだろう。何が正義で何が悪なのか、主義主張が異なるので、より曖昧になっており、今日の世界を俯瞰するのは、かつてよりずっと難しくなっていると感じる。

 

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『全ての装備を知恵に置き換えること』石川直樹

 

 石川直樹さんを最初に知ったのは、「写真家・石川直樹」としてだった。しかし、本書を読んでからは、「旅の作家から写真にも領域を広げた石川直樹さん」という認識に変わった。


 北極から南極まで、ほぼ人力によるプリミティブな手段で地球の半径を旅する「Pole to Pole」、世界7大陸の最高峰全てに登頂した旅人、この本を読むと、石川直樹さんは実に早熟な人であったことが分かる。

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新版『メメント・モリ』藤原新也

 

 久々に写真家で作家の藤原新也さんの『メメント・モリ』を目にし、手に取ってみると、2008115日に大幅に改編された新版であった。旧版を初めて手にしたのは15年ぐらい前になるだろうか。ガンジス川かどこかの川辺らしき場所で、人間の屍体が野良犬に喰われつつあり、その写真に、

 

「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」

 

という言葉が付いていて衝撃を受けた本である。新版でも同じ写真と言葉は残されていた。

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『ウォールデン 森の生活』 ヘンリーDソロー

 

 今日、「真面目に毎日よく働き、富をできるだけ大きく築くことをよし」とする風潮が世間にはびこっている。それは本書が書かれた200年近く前の、まだ産声をあげて間もないアメリカにおいても同様であったようだ。

 

 

 しかし、その「真面目に働き大きな富を築く」という価値観だけでは、すべての人々の人生に幸福をもたらさないことがすでに判明している。それどころか、この価値基準で計ると、「落伍者」となる人が「幸せな働き者」よりも多くなり、多くの人が「不幸せな人生を送る」ことになってしまうのだ。特に、日本のような長期衰退社会においては。