建築家のザハ・ハディド氏が他界して

 

 20163月末、建築界を驚かすニュースがあった。気鋭の女性建築家ザハ・ハディド氏が気管支炎で死去したのである。195010月末生まれ、まだ60代も半ばであったという。2020年の東京オリンピックの新国立競技場を設計し、その案が採用されたものの、建設予算が当初見積もりよりも高くなるということで、採用が白紙撤回され、日本人建築家の隈研吾さんの案に落ち着いたことは記憶に新しい。 

 

 今後、彼女の新しいプロジェクトが日本で誕生することはないだろう。 

 

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逆張りの旅先選び(韓国・ソウル)

 

 先日、韓国のソウルを訪れてみて、中国人グループ観光客の減少によりとても快適に韓国の友人と再会し、楽しいひと時を過ごすことができた。

 

 日本のメディアでは、MERS関連のニュースで、マスクをして街を歩く韓国人の写真や映像が使われていることが多かったが、実際の7月半ばの韓国ソウルの街並みには、マスクをしている人など殆どおらず、例年の韓国同様、夏の厳しい日差しが照りつけている快活な街であった。

 

 韓国人の友人曰く、「中国からのツアー客が減って、韓国のツーリズムは打撃を受けているけれど、ソウルの大方の市民にとっては、うるさい観光客が少なくなって快適だよ」とのこと。

 

 旧マスコミ(特にテレビ・新聞)は、情報の量を実際の「社会的なインパクト(重さ)」で計り伝えることが少なく、ピンポイントの「熱い話題」で耳目をさらおうとする傾向があり、人心をミスリードすることが度々ある。その辺には情報の受け手の注意が必要だ。

 

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