そうとう久しぶりに「下敷き」を買う

 

 「下敷き」、それは紙の下に敷いて、上に乗った紙の上での書き味を向上させる、「少し硬めの縁の下の力持ち」だ。「縁の下」というか、「紙の下」であるが。

 

 先日、そうとう久しぶりに「下敷き」を買った。中国人の友人を連れて、葛西臨海水族園に行った折り、ショップの中でたまたま目に付いた「お魚漢字100下敷き」がビビッと来てしまい、水族園を観終わった所で購入してしまった。「ジャケ買い」である。

 少し安めの寿司屋の湯飲みに、魚の漢字が幾つも印字されたものがある。ああした具合に「魚の漢字だけ」だと、それぞれの魚がどんな魚なのか、その姿かたちが良くわからない。

 

 「魚の漢字を羅列した湯飲み」では、魚ヘンの漢字を知ることはできるものの、実際の魚とイメージが結びつかないのだ。漢字だけ知っていても、肝心の魚の姿態が想起できなければ、それは無駄に漢字だけ知っているということになる。

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 この「お魚漢字100」下敷きは、魚の漢字と共に、簡単なイラストが添えられている。これでなんとなく、その魚がどんなものなのか、小学生ぐらいの子供でも、自分のようなおっさんでも、イメージと一緒に憶えられる。しかも、裏にはその魚の特徴やその漢字が使わるに至った由来などが簡潔に説明されており、これまた為になる。お魚漢字だけに、目から鱗が落ちまくるのだ。

 タツノオトシゴ、あの海の中にいる「ひょっとこ」のような口をもつ生き物、英語だとシー・ホース(Sea Horse)というが、漢字で「海馬」と書く。脳の中で記憶などの機能を司る「海馬(かいば)」という部位があるが、全く同じ漢字で「タツノオトシゴ」とも読むのだ。

 

 実は、「海馬」は他に「セイウチ」や「トド」とも読むらしい。なんと紛らわしいことだろう。脳の話をしていれば、海馬は「かいば」であるが、海の話をしていたら、海馬といっても「タツノオトシゴ」「セイウチ」「トド」の可能性があるなんて。

半分ぐらい憶えた