韓国の「ゆるキャラ」の「魂」をうっかり見てしまった

 

 2018年、韓国で開催される予定の冬季オリンピック。その開催地名から「ピョンチャン・オリンピック」と呼ばれるらしい。

 

 「ピョンチャン・オリンピック」には、主に二種類のマスコットが活躍するようで、ユーチューブでも彼らの姿を見ることができる。ホワイト・タイガーの「ソーホラン(Soohorang)」と「その相棒のクマ」がそれだ。以下の動画を観た感じでは、ソーホランがメインのキャラクターであり、クマはその「連れ」的な感じがする。

 「日本の陰口外交」で名を馳せた「おばちゃん大統領」が罷免され、色々と大変そうな韓国。彼女が罷免される前日に仁川空港に降り立った際、チャンピン・オリンピックのPRコーナーを目にした。そこにはソーホランと連れのクマがいる。クマにもきっと名前があるのだが、何と言うのだろう。(連れのクマは「バンダビ」)

 

 PRブースの前では、「連れのクマ」が空港に降り立った旅客たちと仲良く記念撮影に応じていた。メキメキと好感度をあげている。さすが「 ソーホランの連れのクマ」である。

 

 「ソーホランはどこにいるのかな?」と思ってあたりを見回すと、近くの階段の方に歩いていくソーホランの後ろ姿を発見した。写真に収めたいと思い、ソーホランの後を追った。

 

 すると、ソーホランは手すりにつかまりつつ、一人で階段を下り始めたのだ。通常、こうした「ゆるキャラ」の等身大マスコットには「付き人」がおり、意味もなく攻撃的な子供の蹴りや転倒する危険など、「ゆるキャラ」に「もしものこと」がないように警護や誘導役を勤めているものである。

 

 それはディズニーランドの「ネズミさん」「クマさん」「犬さん」「あひるさん」たちの周りにも「付き人」がいることからも容易に想像できるだろう。彼らはブランド・イメージを大切にするスターであるからだ。

 

 しかし、ソーホランは「自立したキャラクター設定」であるのか、一人で階段を降りていた。さすがスポーツ万能のオリンピック・マスコットだけのことはある。

 ソーホランの「一人階段降り」を地上階から眺めていると、階段の踊り場でソーホランがなにやら「もぞもぞ」し始めた。「なんだ?」と思う間もなく、なんとソーホランはおもむろに頭部を地面に置いたのである。武士が兜を脱ぐかのように。当然、中の「魂」は丸見えである。

 

 「これは何かの間違いか?」と思いつつも、ソーホランの写真を撮り続ける私。もぞもぞし続ける「魂の頭部」がむき出しになったソーホラン。すると、今度は左手をもぎ取って、兜のように地面に置かれた頭部の上にそれを置いたのである。

 ここまできて、私は「あ、これはなにか目にしてはいけないものを見ている」と気がついた。このままいくと、 ソーホランは魂が完全に「脱皮」しかねない勢いである。中国大陸でトイレの扉を閉めずに用を足している人を目にしてしまった時のように、「何も見ませんでしたよ」という顔をしてその場を後にした。

- Advertisement - 広告

 チャンピン・オリンピックのPRブースで貰ったソーホランと連れのクマのマウス・パッドを見ながら、いまこのブログを書いている。マウス・パッドの可愛らしさと、あの生々しい「魂」とのギャップに脱力しつつ。

 今後、仁川空港でソーホランと連れのクマに遭遇されることがあり、ソーホランや連れのクマが階段を降りていきそうな雰囲気の時には、そっと彼らの背中を見守ってあげてほしい。くれぐれも彼らにふらふらとついて行って「魂を目撃してしまう」という事故のないように。

 

 

 

「ソーホランと連れのクマ」にも楽屋が必要だ