2020年に買った電子機器の中で、特にお薦めできるものとして、1)Mac miniの最新モデル、2)キヤノンの大容量インク・プリンターG6030、3)iCleverキーボード、4)ロジクールのトラックボール・マウスをレビューしてきました。
今回はその続きで、「SONYのBluetoothスピーカーSRS-XB23」です。
3) iCleverキーボード(Bluetoothキーボード)
4) ロジクール トラックボール・マウス(20年モデルBluetoothマウス)
5) ソニー ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB23
これまで、BluetoothのスピーカーにはJBLの小型のものを使ってきました。普段の生活や業務の際には、コンピュータに繋ぐタイプのBOSEのスピーカーを使ってきました。
一方で、コードに繋ぎながら使用するのが難しい場所、入浴中など防水性能が欲しい時などや、Amazonのオーディブルで書物を耳から楽しむ時に、音声がメインのものを聴く時にはJBLのGo2を使ってきました。このシリーズには2020年モデルのGo3が新たに仲間に加わったようで、6色のカラバリもあり、気になるところです。
JBL Go3
さて、小型のJBLのGo2でも入浴中にオーディブルを聞く分には、音質にはある程度満足していました。浴室だと音の反響がよく、小さなGo2でもヒアリングをしながらの入浴が十分に楽しめたのです。
JBL Go2
しかし、こと「音楽を聴く」、「映画を観る」などの用途となると、その音の軽さがどうしても気になってしまいます。そこで、今回の「SONYのBluetoothスピーカーSRS-XB23」の出番です。
JBLの製品にも割と満足していたので、同じような価格帯でJBLの製品も考えましたが、コンピュータ類がアップルの製品が多く、一緒に使う場合のデザインの適合性なども考え、SONYのBluetoothスピーカーSRS-XB23を選びました。また、この1月18日までは2000円のキャッシュバック・キャンペーンをしているのも即断した理由の一つです。
自分が購入した時には、12000円ぐらいで2000円のキャッシュバックだったので、10000円ぐらいで購入できたことになります。Amazonでたった今、価格をチェックしてみたところ、10500円となっているので、2000円のキャッシュバックに間に合えば、8500円で買えることになります。
いざ使ってみて、良い面(Pros)と悪い面(Cons)が見えてきたので、それぞれあげておきます。
良い面(Pros):
² デザイン
縦に置いた時に、スッキリとして見える。アップル製品と一緒に使っても、違和感がそうない。
² カラー・バリエーション(カラバリ)
5色展開のカラー・バリエーションは、使用者の好みにフィットするものが選びやすい。
² 音質
小さな筐体の割に重低音を売りにしているだけあって、ちゃんと重い音が出る。
² Bluetooth接続
やはりBluetoothでコードを気にせずに持ち運べるの自由度が大きい。家の中でも、庭先でも、屋外でも、どこでも気軽に連れて行けるサイズと重さ。ただし、屋外だと周囲の人の騒音となる可能性があるので、注意が必要。
² 拡張性
最大で100台までSONYの同シリーズのスピーカーを繋ぎ、ステレオ再生ができるそうです。ただし、普通の人はこれらを100台も繋ぐことはないでしょうから、あまり関係ないかもしれません。せいぜい2台か3台ぐらいでしょうかね。
悪い面(Cons):
l 音質
ベースの音がやや強い。これはアプリで調節できるので、まぁよしとしましょう。しかし、筐体から音の出る場所が、360度というわけではなく、SONYのロゴがある方から主に出ている、というところがやや残念なところです。
3-4万するBOSEのBluetoothスピーカーだと360度の音の広がり感がありますが、1万円前後のこの機種にはそこまで音の広がりがありません。
l 横置きが不安定
「縦置きにも横置きにも対応している」とありますが、横置きにすると安定性が悪いので、やはり縦置きになる。
l 価格
Amazonやヨドバシでチェックしましたが、価格の変動が激しいです。安い時には9000円ぐらいにまで落ちますが、高い時には13000円ぐらいです。安くなっている時にサクッと買うことをお勧めします。
<総評>
この価格で割と良い音が出る。コードのないBluetoothのスピーカーは移動の自由度が上がる。リモートワークの会議の音声などもしっかり出してくれるので、仕事にも適したスピーカー。
価格に見合った以上の仕事はするスピーカー
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