タイ王国:タイ中央駅のパワー・スポット(前編)

  

 以前、タイ王国の中央駅である「ホアランポーン駅」について少し書きました。今回はその続きです。

 

 

 タイ王国の中央駅であるホアランポーン駅には、個人的にそう呼んでいるだけなのだが、パワー・スポットがある。

 

 まず、駅の正面から入ったところにある仏像、そして、オフィスが入る右手二階へ向かう前の同じく仏像が、仏教徒が9割を占めるタイ王国ならではのパワー・スポットなのだろう。自分は仏教徒ではないので、ここは普通に素通りなのであるが。

 

 個人的なB級パワー・スポットは、小さな扉の駅正面入り口から入ったところにある「旅占い」のヘンテコな機械、そして駅の中央右手にあるトイレの近くにある「運勢占い」のガネーシャの機械だ。

 

 どちらもお金を投入し、示された番号の紙を台座の下の部分から引くだけという「なんともプリミティブで、信ぴょう性の無い、子供騙しな機械」なのだが、その出で立ちがなんとも可笑しい。

 

 駅の入り口近くにある機械のそれは、仙人的な小汚いお爺さんがその機械の中におり、いつも微妙な存在感を放っている。トイレ近くのピンクのガネーシャは、ヒンズー教の神様だと思われるが、タイ仏教の一部にも取り込まれている神仏なので、こちらもタイ王国では普通に人気がある。セントラル・ワールドの伊勢丹前のガネーシャ像は、恋愛成就のパワー・スポットとして有名だ。

 

 利用者数で言うと、パッとみた感じ、日に数万人はホアランポーン駅の乗降客はいるようであるが、この「旅占い」「運勢占い」の機械を利用している人を見たことはまだ一度もない。残念ながら、タイ人からしても「どうしようも無い子供騙し」なのであろう。

 

 しかし、この二つの機械がホアランポーン駅から撤去されてしまうのは、なんだか寂しいので、この閑古鳥が鳴いた状態のまま頑張ってもらいたいと思う。きっと多くの人には気にされていないのであろうが、自分は個人的には気にかけている。この機械に選ばれ宣託される運勢など、どうせデタラメなので、全く使わないけど。

 

 

 タイ中央駅のパワー・スポット(後編)に続きます。

仙人のは5バーツ、ガネーシャのは10バーツ。

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