優しい木漏れ日を楽しめる庭園:リトル・トリー

 

前回のブログ、「花をあしらった料理の数々:リトル・トリー」からの続きです。

 

食事の会計を済ませ、リトル・トリーの敷地内を散策してみることにする。すぐに観て終わるかと思いきや、入り口付近の建物に席を求め食事を摂っていたので気がつかなかったのであるが、実は予想していたよりも遥かに奥行きのある敷地であることが分かった。

 

そもそも、ガーデン・カフェにしては広めの駐車場から、リトル・トリー本体の門に達するまでに、バイオ・トープを横目に木製の桟橋を渡るだけでも数十メートルは歩いている。さらに門をくぐった入口からずっと奥行きのある空間に、大小いくつもの建物があるのが「リトル・トリー ガーデン・カフェ」の総体なのであることをこの時になって知る。

 

食事を済ませてすぐに立ち去らず、敷地の奥まで躊躇なく入っていかないと、ここの良さの大きな部分を取り逃がしてしまうことになる。誰も教えてはくれないのだけれど。次回訪れる際には、まず食事をする場所、そして食後のカフェを楽しむ場所と、リトル・トリーの中で二つの異なる場所を楽しみたいものである。

 

 

入口近くの食事をした建物から少し小径を分け入ると、また別の棟が幾つか現れる。それぞれの建物からは、庭園内に群生する樹々が多くの大きな枝葉をつけているので、自然のパーティションとなり区画が分かれているのであった。

 

 

タイ王国に生える樹々の植生は、日本の樹々のそれとは異なり、かなり大ぶりな葉をつけるものが多いが、ここでも樹木の持つ力は健在で、ギラギラと照りつける南国の太陽の下にありながらも、ほとんど直射日光に照らされ続けることがない。庭園内を灼熱の太陽の存在を感じずに歩き回れるほどに、直射日光が遮られているのであった。地面には木漏れ日が美しく、見上げると優しい樹葉の層がタイ王国の昼時の強烈な太陽を遮ってくれている。

 

庭園内には、所狭しと陶器のカップやお皿が並べられた建物、無人のグッズ陳列店舗、別棟のレストラン・カフェのスペース、車寄せのある洋風建築、まだ生活感があるような建物、RD施設、小池に面したテーブル席などある。それらへの移動の間も、木漏れ日が美しく、また炎天下から樹々が身を守ってくれている。

 

絵になる庭園内でカップルがウェディング用の写真を撮影している。家族連れのお客が子供たちを遊ばせている。タイ人の若い女性たちが各所で自撮りに勤しんでいる。そんな人生の一コマが、木漏れ日の光の中で、幸せそうにキラキラと輝いていた。

また訪れたい、リトル・トリー

そのほかの「タイ王国の記事」

そのほかの「ASEANの記事」