タイ王国で定番の下ネタ その1

 

 どこの国であっても、程度の差はあれ、「下ネタ」で盛り上がることはよくある。人間が存在する限り、男女の営みがあるのは世界共通であり、そうした下世話なネタはどこの世界にもあるのだ。

 国籍の異なる人と知り合って間もない間柄でも、下ネタを挟むことによって、グッと関係性が近くなるように感じられることもある。時と場合によっては、逆効果になる劇薬でもあるので、取り扱いには注意が必要であるが。

 

 タイ王国の「タイ」とは、「自由」や「人」という意味を表す言葉であるという。確かにタイの人々は、真面目や几帳面だけが取り柄の一般的な日本人よりも、色々な意味で「はるかに自由な人」が多い気がする。

 

 車道を走る車やバイクは往々にして頻繁かつ無駄に車線変更を繰り返すジグザグ走行をしている。地方に行けば小学生ぐらいの子供がバイクにまたがり、親のお使いでビールを買いに行っていたりする。とても自由だ。

 

 性に関しても自由奔放すぎるあまり、男女の境界線を超えてノンケがゲイになったり、レズビアンになったり、また元の性に戻ったりということもよく耳にする。

 

 タイ人の下ネタ好きは広い世代で共有されている資質であり、こうしたしようもない話題は友人との話のネタとしてよく上がる。

 

 以前、タイ語の基本を習っていた際に、30才手前のタイ人の女性の先生が「授業中に話してくれた下ネタ」がある。その後、他のタイ人の口からも同じ話を何度か耳にし、「タイ王国の定番の下ネタ」の一つであることがわかった。それは、こんなような話。

 

 

 とある男性が浮気をしたのがパートナーの女性に発覚し、怒った女性は男性の「相棒」をちょん切ってしまった。

 さらに、女性は切り取った「相棒」を窓の外に投げ捨て、運の悪いことにそこにいた鶏が「相棒」を「芋虫」か何かと勘違いし、「相棒」をパクリと食べてしまった。「相棒」をちょん切られ、鶏に食べられてしまった男性は、「相棒を食べた鶏を抱えて、病院に駆け込んだ」、というビロウな笑い話。

 

 

 実話であったとすると、女性からすると面白いだけのネタだが、男性からすると自分の「相棒」が縮み上がってしまうような話である。

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 「タイ人の女性は、ジャイ・ロン(血の気が多い方)だから、気をつけてね」と笑いながらタイ語の授業中に屈託無く、思い切り下ネタを話していた30才手前のタイ人の女性の先生。

 

 「相棒」を無くした男性は、病院で「相棒との再結合」に成功したのであろうか。失敗して、その後レディー・ボーイとして、パッポンあたりで働いているのだろうか。

 

 「自由な人」が多い、タイ王国の定番の下ネタの一つである。

 

 

 

タイ王国は、何かと奥深い。