鮮度がすごい、台湾のオススメ麦酒。

  台湾の旅の楽しみの一つに、台湾現地のビールに舌鼓を打つことがある。

 

実のところ、台湾の人たちは、お酒を飲まない人が多いらしい。

 

しかし、台湾各地にあるコンビニやスーパーには、ちゃんとお酒のコーナーが常設されている。それでも、その辺で酩酊している人を台湾で見かけることは少ない。他のアジア諸国では、酔っ払って地べたに寝転がっている人々を時々見ることがあるが、台湾ではまだそうした人を見たことがない。割とちゃんとした国民性なのだろう。

 

台湾にも度数の強い紹興酒、茅台やウィスキーなどもある。ところが、街角で酔っ払いを見ることは少ない。節度を持ってお酒を飲む人が多いのか、家では飲んで酔っぱらうが、外で暴飲することは少ないのかもしれない。台湾では「外で酔っ払うのは、見苦しいことなんだよ」という教育や価値観が通底しているのであろうか。

 

 

さて、台湾現地の人々があまりお酒コーナーを物色しない代わりに、日本や諸外国からの観光客には、台湾のビールに目を光らせている人々がいる。自分もそのうちの一人だ。

 

かつて、台湾で「これはスルスルいけちゃうなァ」とお気に入りとして飲んでいたのが、「蜂蜜入りの台湾麦酒」である。

 

日本ではあまり「蜂蜜入りの麦酒」を見かけることはないが、ビールに蜂蜜が合うのを東欧エストニアの首都タリンの酒場で知って以来、「アジアでも売り出したら良いのに」と思っていた。

 

そんな「蜂蜜入りの麦酒」が、なんと台湾ではコンビニでも普通に売られているのだ。この蜂蜜テイストの麦酒を見つけ、台湾に訪れる度、数年前から愛飲していた。

 

ところが、ここのところ「台湾では蜂蜜入りの台湾ビール」という私の個人的な定番の座をあっさりと奪う麦酒が現れた。それは、「18天 ドラフト・ビール」である。

 

18天」とは「18日」という意味で、製造されてから「18日以内しか売り場に並べない、期間限定の鮮度が売りの麦酒」である。学生の頃、アサヒ・ビールの工場見学の終わりに出来立てのビールを朝日のレストランで飲ませてもらったことがあるが、出来立てのビールがとても美味しいことに驚いた記憶がある。あの時の驚きが、この「18天 ドラフト・ビール」を台湾で口にした時に、にわかに蘇ったのであった。

 

次回から台湾を訪れる際には、この「18天 ドラフト・ビール」をまた買い求めることであろう。他のビールが30-35台湾ドルで売られている中、「18天 ドラフト・ビール」は40-45台湾ドルと少し高めのプライシングであるが、価格差分だけの味の違い、鮮度の違いは顕著であった。

 

愛飲する人が多いとみえ、コンビニなどでもよく「18天 ドラフト・ビール」の棚だけが売り切れていることがある。(あるいは18天経って回収・廃棄されたのかもしれない)飲みたいと思った方は、さくっとレジに持って会計を済まそう。台湾のビールの中で、「18天 ドラフト・ビール」は一押しです。

この麦酒、正式名称は「台湾ビールの生」?

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