台湾最大の書店で「重たい本」を買う。

 

 さて、前回「台湾には、書店が多い」ことを書きました。

 

 今回は、台湾の書店で「重たい本」を買ったお話。

 

 台北の地下鉄「市政府」駅からほど近い場所にある台湾最大の書店、誠品書店の信義店にて、シンガポール系のマッサージ機器の販売所を冷やかしたりしつつ、一時間ばかり書店の中をウロウロとしていた。この書店はデパートのような書店で、書籍だけでなくアパレルのお店、カフェやレストラン、料理関係の本のコーナーには実演クッキングができるスペースなども備え、本屋にいるのだか、デパートにいるのだか分からなくなるような書店である。

 

 そんな誠品書店では、日本の書店ではあまり見ることがない「特売書籍」がところどころで売られている。日本の新書の書籍販売の制度では難しいような、7割引ぐらいの大幅な値引きも可能なようである。そして見つけてしまったのが、英語版の『タンタン』のセット本。4万円ぐらいで売られていたこの「重い本」が、なんと1万円ぐらいの特売となっていた。

 「これは欲しい!」。心が叫んでいる。しかし、重い。後で測ってみて分かったのだが、7.65kgもあった。後ろ髪を引かれながらも、すぐには買わずに書店を後にし、よく考えてみることにした。日本のアマゾンでも同じものがないかチェックしてみたところ、別のバージョンのセット本は売られているようであったが、同一のセットは見当たらなかった。んー、これは買って帰るしかないか?(後日、このブログを書いているときに調べたら入荷していました。おそるべし、アマゾンの品揃え)

 

 

 それから、台北の街を歩いていて、他の誠品書店の店舗を見かけると、また入ってみたりもしたが、この「重い本」は売られていない。どうやら信義店のみで扱っている特売品であったようだ。(ただし、他の誠品書店でも魅力的な本や文具が目に付く。何も買わずに素通りするのが難しいのがこの書店である)

 

 また、その日に夜市を覗いて夕食を摂ったりしていると、『タンタン』の相棒であり愛犬であるスノウィーに似た犬にも出くわした。「これはもう、タンタンを買えっていう啓示だよな」と都合よく考えもした。

 結局、原語のフランス語版であれば、読むのに難儀するので買わなかったであろうが、英語版はなんとか味わえるので、二日後にまた誠品書店の信義店を訪れて購入してしまった。日本への帰国の便では、手荷物でこれを持ち帰ったので、『タンタン』による筋トレとなったのは言うまでもない。

 

 聞くところによると、日本にも誠品書店の支店がオープンしたそうだ。機会があれば、立ち寄ってみたい。

ハードカバー版。これはソフトカバー版より少し小さめ。

なんと、アマゾン・ジャパンにも入荷!

台湾の誠品には魔力が。

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